プリザーブドフラワーってどんなもの?
生花のいちばん美しい状態の時に脱色脱水をして保存液と染料を吸わせるという特殊な加工がされています。
それにより生花のような美しさを保っています。
また自然界ではない色が表現できるのも魅力です。
プリザーブ(保存)されているってことなんですね。永久的にそのままなんですか?
いいえ、温度、湿度には弱いので、色褪せや劣化は起こります。
保存環境にもよりますが、一般的に1~2年程度だと言われてます。
プリザーブドフラワーに適した環境は、温度が18〜25度、湿度は30〜50%が目安です。
ちなみに発祥のヨーロッパは比較的湿気が少ないため、10年持つこともあるようです。
日本は湿気が多い国ですから保存環境に気をつければ長持ちさせることも可能という事になりますね。
扱う際の注意点はありますか?
花びらのみずみずしさから生花だと勘違いしてしまい水やりをしてしまった!
なんてことがあります。一度濡れてしまうと色抜けしてしまい乾燥させても元には戻りませんのでプレゼントする際には生花ではなくプリザーブドフラワーだということをお伝えした方が良いかもしれませんね。
それと染料を吸わせているので衣服や飾る場所に花が直接触れていると色移りすることがあります。飾る際にはその点も考慮していただけたらと思います。